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【秋田県教員採用試験】個人面接対策のまとめ。過去の質問内容や求められる教師像をまとめました。

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個人面接試験
秋田県の教員採用試験で行われる個人面接対策のまとめ。県が求める教師像、評価の観点、過去に出題された質問内容など2次試験における個人面接試験で役立つ情報をお届けします。

秋田県の求める教師像とは?

以下、秋田県の教員採用試験の全般で求められている教師像です。

○教育者としての強い使命感と高い倫理観を身に付けている(使命感・倫理観)
○協調性と豊かなコミュニケーション能力を有している(人間関係形成力)
○教育的愛情にあふれ、児童生徒の心身の状況を踏まえ、受容的・共感的に理解ができる(教育的愛情と共感的理解)
○個性豊かでたくましく、常に学び続ける探究力を有している(豊かな人間性と探究力)
○教科等に関する深い専門的知識と広く豊かな教養を身に付けている(教科等指導の専門的知識)
そしてこれらを基盤とした実践的指導力を有する人

求められていることが明確ですので対策はしやすいと思いますが、他の受験者と差別化を図るために、個人面接の質問の答えには具体的な内容で勝負してください。

そのためには、想定される質問内容に対する答えを何度も推敲することです。作成が完了されたと思われる文章も時間を置くと新たな一面が見えてきます。

練りなおしていくうちに思考力が高まり、どんな質問にも対応できる柔軟さと瞬発力がついてきて本番にも生きてきます。

思考した分だけ、良い文章ができると思ってまとめてみてください。

個人面接試験の評価の観点は?

教育的愛情にあふれ、児童生徒の心身の状況を踏まえ、受容的・共感的な理解ができるか、また、教科等に関する深い専門的知識と広く豊かな教養を身に付けているかどうかを、主に、

①生徒指導力、
②教科指導力、
③教育者としての資質

の3つの大きな観点から5段階で評価します。

実践力に関しては、現場経験がある受験者にはかないません。
かといって、経験がない受験者が諦める必要もありません。

目指す教師の姿は採用後と考えて、とにかく今は模範となる教師を模倣するのが試験対策には手っ取り早いと思います。
その場合、教育者としての態度や指導力において深く共感できる方がいいですね。

教育実習ではもちろんのこと、子どもや児童と関わる経験が豊富であればあるほど、良い先生との出会う可能が高まるわけですから、学校現場への実習的なものには試験に臨む前から積極的に行って、教師像のサンプルをできるだけ多く増やすことが大切です。

秋田県の教育の実情を知ろう

個人面接試験では、自治体ならではの取り組みや教育政策を問われる質問もあります。

秋田県で注目すべきはなんといっても学力テストの結果です。
なぜならば、毎年行われる全国学力テストは全国でトップ。通塾率は低いにも関わらずです。

その理由として、子供達の毎日の規則正しい生活や日照時間の短さも関係されると言われていますが、書籍化もされている「秋田式家庭学習ノート」という毎日の宿題の出し方にも工夫があります。

学力の向上に関してはどの自治体も外せない教育政策の1つであることはまちがいなく、秋田県においても今後さらに力を入れていく取り組みであること言うまでもありません。

ここでは1例として秋田県の学力に焦点をあてましたが、この他にも自治体独自の取り組みや政策はまだまだたくさんあります。

個人面接試験では、受験地への理解は必須です。

質問内容の答えに説得力をもたせるために受験地の取り組みや政策を盛り込みながら答え方に工夫を持たせるのも大いに評価されるところだと思います。

面接の質問内容

秋田県の個人面接試験で過去に出題された質問内容をまとめました。

(小学校)
・小学校でに見つけさせたい力とは。
・良い授業とはどういう授業のことを言うのか。
・教育実習で担当した学年やクラスの実態。
・学級崩壊はなぜ起こるのか。
・本日行った模擬授業に点数をつけるとすれば何点か。
・秋田県のどこでも勤務可能か。
・キャリア教育とふるさと教育を同時進行していくとしたらどのような案が考えられるか。
・小学校低学年で身につけさせるべき能力とは何か。
・秋田県の教育施策で興味のあることはあるか。またどのように取り組んでいきたいか。
・保護者からの要望で宿題を増やすように言われたらどうするか。
・秋田県のふるさと教育はどんな教育的効果をもたらしているのか。
・子供を叱れるか。また、そのとき気をつけていることはあるか。
・ネグレクトの親を持つ子供とどのような関わりを持っていくか。
・家庭学習をやらない子供にやってくるように仕向けるにはどんな手立てがあるか。(中学・高校)
・(各教科)で生徒につけさせたい能力とは。
・模擬授業についての感想。点数をつけるとしたらどのくらいか。
・秋田県の学校教育で興味のあるもの。担任としてやりたいことは。
・教科指導、クラス担任の他、学校の業務で注力できることは何か
・昔と比べて生徒と教師の距離は縮まっていると思うか。その中でも、教師が厳しい態度を取らなければならない場面とはどう言う時だと思うか。
・不登校になる生徒のSOSは、具体的にどんなことが考えられるか。
・文化祭において受け持ちクラスのやる気が見られない場合、担任としてどんな風にクラスを盛り上げていくか。
・授業の質を高めるためにどんな努力をしようと思うか。
・一言で表すと、自分のどの部分が教師に向いていると思うか。
・子供と大人のどちらが好きか。(理由も)
・教師の資質とは。
・グループ活動でうまくいっていない班に対して、どのような指導をするか。
・クラス経営がうまくいかなくて精神的にきつい。足が学校に向かない場合、あなたならどうするか。
・度が過ぎない体罰なら容認するという保護者がいたらどうするか。
・住んだこともない土地で教員ををやっていける自信はどこにあるのか。
・当人以外からいじめられていることを告げられた時、どのように指導していくか。(養護教諭)
・保健室登校の児童や生徒にどう対応していくか。
・児童や生徒には保健室に気軽に来て欲しいが、溜まり場にならないためにはどんな工夫が必要か。
・週明けは部活で疲れのとれていない生徒が多く保健室への駆け込みが多い。対策方法とは。
・虐待が疑われる児童や生徒を見つけたらどう対応するか。
・「保健だより」作成時にこころがけていることは。

受験する校種の特徴や子供の発達段階を捉えて、面接試験に備えてください。

以上、秋田県教員採用試験で行われる個人面接試験対策のまとめをお届けしました。




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