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【教員採用試験】 鳥取県の個人面接対策。教育振興基本計画を熟読で受験地理解を

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個人面接試験
鳥取県教員採用試験の個人面接における面接対策集。過去のデータから想定する面接形態、鳥取県が求める教師像、読むべき資料、また過去に出題された質問内容などを紹介しています。

個人面接実施時間・試験官の人数など

校種:全校種対象
時間:25分(過去を参考)
試験官:3人(過去を参考)

鳥取県では、面接試験の枠組みの中で、個人面接だけではなく、集団面接も実施されます。それぞれの面接の特徴や観点の違いを理解して、試験のポイントを外さないようにしっかり対策しましょう。
教員採用試験『集団面接』の対策はコレ。実施方法・内容・コツなど紹介

面接試験の点数が2次試験に占める割合

鳥取県の面接試験は2次試験で実施。個人面接とグループワークを含む集団面接の2通りが行われ、多方面に渡って人物像を評価されます。

2次試験における各試験の点数配分ですが、

場面指導 180点
面接試験(個人+集団) 360点
実技試験(小学校/特別支援限定)50点

となっています。

教員採用試験では人物重視の傾向であるものの、2次試験の面接試験の点がこれだけ大きいウエイトを占めるとなると、入念な面接対策が必要となりますね。

また、鳥取県の2次試験の合否に関わる選考基準については、1次試験終了後の8月中旬、鳥取県教育委員会のHPに掲載予定ということですので、受験者の方々は必ず目を通すことをお忘れ無く。

鳥取県が求める教師像

鳥取県では、次の教師を求めています。

①児童生徒に対する深い理解と教育的愛情のある教師
②教科等に関する専門的な知識・技術と実践的な指導力を持つ教師
③課題解決に向けた柔軟な発想と対応能力を持つ教師
④組織の構成員としての自覚と協調性のある教師
⑤社会人としての豊かな教養、優れた人間意識を持つ教師
(2019年度鳥取県教員採用試験募集要項より)

子供たちや教育に対する深い愛情を持ち、教育の専門家としての知識や場に応じた指導力で子供達の学力の向上に努め、学校内で起こる予測できない場面にも瞬時の判断と適切な対応力とともに、社会人としての常識を兼ね備えつつ、職場の同僚たちと協力・協調しながら子供達と向き合う教師を鳥取県は待っていますよ。

鳥取県の教育振興基本計画を熟読しよう

鳥取県の教育振興基本計画とは、平成31年度(令和元年)から今後5年間で、同県の教育課題や学校や子供に対する目標とする姿、教育施策の方向性を表したものです。

内容は、鳥取県の基本理念、基本理念を支える4つの柱、鳥取県の子供達のあるべき姿を達成するための5つの目標、22の施策、重点取組などでかなりのボリュームです。

同県の教育内容をしっかり把握することができますよ。

受験地の教育施策や教育の方向性などの理解は、受験地への愛着や関心が高いとプラス評価に繋がりますので、是非熟読して試験に望むことをおすすめします。

面接の質問内容

鳥取県の個人面接において、過去に出題された質問内容をまとめました。

・教員の不祥事をなくすために、自ら心がけようとすることはあるか。
・勤務地にこだわりはないか。
・(現場経験者に対して) 担任をしてみて、今までの印象と変わったことはあるか。
・小規模校にはあって大規模校にはない良さは何か。
・教師はいつ休憩できると思うか。
・校務分掌とは具体的に何か知っているか。
・これだけは人に絶対に負けないということはあるか。
・教員になったら、朝は何時くらいに出勤して、帰りはどうなるか。
・鳥取県以外に受験している自治体はあるか。
・どの免許を持っているか。(複数免許を持っている人は理由も)
・ボランティアの経験はあるか。また、どんなボランティアに興味があるか。
・どのような趣味や特技をもっているか。それをするきっかけになったことはあるか。
・(社会経験がある受験者に対して)現在の職から教職につこうと思った理由。
・教員は日々勉強だと思うが、より専門性を高めるためにどのような努力をするべきだと思うか。
・なぜ、鳥取県を受験するのか。
・(県外受験者に対して)鳥取県のどの場所においても、勤務することに不安はないか。
・(現教職員で鳥取県を受験し直す人に対して)現職場の管理職などに、他県を受験することを話しているか。
・鳥取県以外に受験はしているか。受験する(した)自治体、またなぜそこを選んだのか。
・(小学校受験者に対して)得意な教科は何か。そこから、どんなことを子供達に教えていきたいか。
・令和2年3月31日までに取れる免許は何か。すべて答えよ。
・指導できる部活や、指導したい部活、また実績があれば答えよ。
・最近気になるニュースの中で教育にも結びつく、緊急性のある課題は何か。
・あなたのストレス解消法は何か。
・今まで経験したことのあるアルバイトから、教職に活かせるものは何か。
・自分のことは自分が一番わからないとよくいうが、あなたはどうか。長所と短所を端的に話せ。
・今通っている大学や学部は、どうして通っているのか。
・高校生がアルバイトをすることについて、どう思うか。
・教員以外にやりたい職業はあったのか。
・あなたの学生生活の中で、一番心に残っていることは何か。
・なぜ、自分の校種を選んだのか。
・学級経営で一番大切なこととはなんだと思うか。

定番の質問内容から面接票に基づいた質問内容まで、自分なりの答えをまとめてくださいね。

以上、鳥取県教員採用試験で実施される個人面接で知っておくべきポイントや、求められる教師像、また過去に出題された質問内容などをお送りしました。




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