神奈川県の個人面接で役立つポイントや過去に出題された面接の質問内容をまとめてあります。
勤務地はどこでも可能か?
個人面接では、勤務地に関する質問もしばしば。「勤務地はどこでも大丈夫か?」の問いにどう答えますか?
神奈川県の地域性はエリアによって多種多様。
横浜周辺の都市部や商業施設、落ち着いた住宅地、さらにはみなとみらい近くに立ち並ぶ超高層ビルがそびえ立つ埋め立て地域などがある一方、歴史や文化が根付いた鎌倉方面、海に面した湘南地区、さらに西へ行くと小田原、箱根と続きます。
箱根といえば、東京からも2時間程度で遊びに行かれる関東の観光地として有名ですが、箱根近辺にある小学校の中には、温泉に入る授業もあったそうですよ。
神奈川県での勤務といっても、地域によって生活環境は全く異なりますので、広域に渡る神奈川県の様相をしっかり把握することが大切です。
各エリアの生活環境や地域性を生かした教育活動を理解して、面接時に役立ててください。
かながわ教育ビジョンを把握しよう
かながわ教育ビジョンとは、神奈川県の総合的な教育指針です。教育に関する重点的な取り組み、教育の推進内容、かながわの教育がめざすものなどが記されています。
かながわの教育ビジョンの内容に沿って、神奈川県で自分ができる教育活動を具体的にあげられるようにしておくことは面接において必須項目です。
面接実施時間・試験官の人数
時間:20〜25分(過去参考)
試験管:3〜4人(過去参考)
また、特別選考枠は別枠で面接が実施。面接実施時間は短く10分程度、試験官人数は3人です。(過去を参考)
面接の質問内容
過去に出題された質問内容をまとめてあります。
・なぜ神奈川県を志望しているのか。
・神奈川県の特色はなんだと思うか。[2. 学生生活の経験、社会人経験を踏まえての質問]
・同僚に自分の授業を見てもらったり、アドバイスを受けたことがあるか。
・(講師経験者に対して)いままで一番大変だったことは何か。
・(講師経験者に対して)現場にたってみて一番驚いたことは何か。
[3. 自分について・教師になったら]
・あなたの一番の売りは何か。
・特別支援学級を受け持つことはできるか。
・自分の授業に魅力があると思うか。
・自分の性格のどの部分が教職に向いていると思うか。
[4. 教師像・教師力]
・今の時代、生徒はどんな教師を求めていると思うか。
・あなたの目指す教師像は。
[5.児童・生徒との身につけさせたい力・関わり方や指導力]
・中学生ではどんな力を身につけさせるべきか。
・課題解決力を培うにはどうしたらよいか。
[6.児童/生徒・保護者への対応・トラブル]
・緘黙と思われる子供や生徒がいたらどのように関わるか。
・高学年の女子の扱いに対してどのようなことに気をつけるか。
・いじめを見たことがあるか。
・いじめと喧嘩をどこで線引きするか。
・いじめの気配を感じたら、子供や生徒を前にどんな話をするか。
・違うクラスの子供で、給食時間を過ぎても給食を食べている子供を見かけたらどうするか。
・夏休み明け、がらりと雰囲気の変わった生徒がいたらどうするか。
・子供や生徒との関わりの中で気をつけていることはあるか。
[7.教員の不祥事]
・同僚の不祥事を目撃した場合、どうするか。
・教師の不祥事がなくならないのはなぜだと思うか。
[8. その他]
・昔と今の高校生は同じか、違うか。
・小学校、中学校、高校のそれぞれの良いところはなんだと思うか。
・教師を辞めたいと思ったらどうするか。
・同僚に意見を求めるために、生徒からの相談内容を話すことにどう思うか。
・インクルーシブ教育とは何か。
・すべての体罰は禁止されるべきか。
・教員が時間外に部活動を持つことに思うことはあるか。
個人面接の評価の観点については、1次試験終了後の7月下旬に神奈川県のHPにて公開予定ですのでお見逃しなく。
以上、神奈川県教員採用試験の個人面接のまとめをお届けしました。