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【愛媛県教員採用試験】対面式試験は個人面接のみ。面接のポイントや質問内容まとめ

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教員採用試験の面接
愛媛県教員採用試験で実施される個人面接試験における対策のまとめ。求められる教師像や過去に出題された質問内容などが記載されています。

愛媛県の人物試験におけるポイント

これまで愛媛県の教員採用試験における人物試験は集団面接個人面接によるものでしたが、2020年度より「個人面接のみ」実施。

一次試験と二次試験の2回に渡って行われます。

集団面接が苦手な方には朗報とも言えますね。

対面式試験で唯一実施される個人面接の特徴は、他の受検者のことを気にせずに、自分のペースで試験に望めるという点です。

準備を重ねた分だけ自信も成果もあげられると思います。

面接試験における評価のポイントは、試験官に「この人(受検者)と同じ職場で働きたい!」と思わせることです。

面接試験のウエイト

愛媛県では人物試験の「個人面接」の評価が合否判定に大きく影響します。

【1次試験】

○教職専門科目100

○専門教科 ・科目400

○面接300

合計800

【2次試験】

○個人面接60

○小論文40

*実技(体育科のみ)20

合計100 (体育科120) +1次試験で獲得した総得点の1/10

注意することは、どの試験においても満遍なく、取りこぼしがないように点数を取ること。

教員採用試験の合否は、一般的に試験の総合点で単純に決まるものではないからです。

それぞれの試験で最低合格ラインは取るように対策しましょう。

愛媛県が求める教師像

○子どもが好きで、未来を担う子どもたちを育成しているという誇りと気概を持って教育に当たることができる人

○愛顔(えがお)にあふれ、あいさつを大切にする人

○仕事にも人にも誠実に向き合う人

個人面接試験の対策は、まず、自治体の求める教師像に目に通してどんな人物が求められているのか知りましょう。

求められている教師像を深く読み解いていくということは、試験を受けるにあたり自分自身を知る手がかりにもなり得ます。

「子どもが好き」→子どものどんな部分が好きなのか

「未来を担う子どもたちの育成」→子どもや生徒にこれからどんな力をつけさせたいのか。

「誠実さ」→自分のどういった行動や経験からあると感じるのか。

教育活動に対する強い思いや熱意はもちろん大切ですが、試験官から見てその受検者が、求められている教師像から外れていては元もこうもありません。

試験官は、受検者の発する言葉や態度の裏にある本来の姿を見抜き、自治体の求める教師像に合致するかどうかを見ていますよ。

個人面接における質問内容

愛媛県の個人面接試験で過去に出題された面接の質問内容です。

・これまでの経験から教職に生かしたいこととは?

・自分の強みとはなんだと思うか。

・ボランティアではどんなことに取り組んでいたのか。

・あなたが考える教員に必要ものとは?

・愛媛県を受検するわけは?他県も受けるのか?

・具体的に勤務地の希望はあるか。

・教師をめざしたのはなぜか。

・教員以外ならどんな仕事に興味があるか。

・授業において一斉指導で行き届かない場合、個別指導をどのように組み込んでいくか。

・教育実習はどうだったか。

・教師になったらどんな子供(生徒)になってもらいたいか。

・年上の同僚とはどのように関わっていくか。

・近年における教師と昔とではどのように違いを感じるか。

・あなたが現段階で教師として足りない力とはなんだと思うか。

・運動ができない子供(生徒)にどのような指導をしたら良いか。

・地震や災害のような緊急事態に日頃からどのようなことを備えておくか。

・家庭の事情で修学旅行費が支払えない子供(生徒)にどう働きがけるか。

・担任を受け持つクラスに最初、どのようなあいさつをするか。

・これまでにリーダーのようなまとめ役を買って出たことがあるか。

・どのような教師が子供(生徒)に信頼されると思うか。

・子供や生徒の親から信頼を得るにはどうしたら良いか。

・大学時代に興味のあったテーマや分野は何か。

・今年の採用試験がダメだった場合どうするのか。

・植物を育てることを通して子供たちに伝えたいこととは何か。

・運動会で行われる徒競走で順位を決めずに全員が1等というルールに対する意見。

・自分の中にある教育理念とは。

・1分間スピーチ。

・地域とうまくやっていくにはどのような手立てがあるか。

・大学院で学んでいたことは。

・どうしてその資格(現在所持している)を取ろうと思ったのか。

・中一ギャップとは何か。

・運動会や体育祭でクラスが団結するにはどのようにしたらよいか。

・中学校から高校までの6年間英語を学んできて話せない学生が多い理由。

面接で想定される質問に対する答えは、1度きりではなく日を空けて何度もアップデートしましょう。

何度も繰り返し考えるという行為が、自分の伝えたいことを明確にするとともに、切り口の異なる質問にも臨機応変に対応することができるからです。

 

以上、愛媛県教員採用試験個人面接における対策のまとめをお届けしました。




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