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【教員採用試験】民間面接員に注意!茨城県の個人面接対策のまとめ

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個人面接試験

2次試験に実施される茨城県の個人面接試験。過去のデータを参考に面接実施時間、試験官の人数、過去に出題された面接の内容に加え、面接対策のポイントなどをまとめています。

個人面接の実施時間と試験官の人数

校種:全校種共通
時間:25分 (過去を参考)
面接員:3人   (過去を参考)

茨城県の個人面接試験は、模擬面接、場面指導を含みます。

過去の実施例によると、校種によっては個人面接中にすべての試験が一度に行われる場合と、分けて行われることもあるようです。

また、当日の面接員は民間企業の方を含む3名となっています。

民間企業の面接員に注意!予想だにしない質問が出る可能性

茨城県の面接は一筋縄ではいきません。理由は、面接員には民間企業従事者も含むからです。

教育専門職ではなく畑違いの業界の方が大半ですから、当然面接での質問内容も、多岐に渡ると考えられますね。

場合によっては、圧迫面接のようなことも想定しなければなりません。

臨機応変の対応力が必要かとは思いますが、うまく答えなければと思って話の趣旨からずれたり、沈黙のまま時間が過ぎてしまうようなことがないように対策を練る必要があります。

面接員はとっさの判断力、対応力を見ていますよ。

個人面接の評価について

個人面接試験の評価は,面接員が7段階で評定します。

評価の観点ですが、「個人面接」と「模擬授業・場面指導」によって異なりますので、茨城県の募集要項でしっかり確認するようにしてください。

求められる教師像

気になる茨城県の求める教師像ですが、他の自治体と比べると一目瞭然。非常にわかりやすく、イメージしやすいです。

○教育者としての資質能力に優れた、人間性豊かな教師
○使命感に燃え、やる気と情熱をもって教育に当たることができる活力に満ちた教師
○広い教養を身に付け、子供とともに、積極的に教育活動のできる指導力のある教師
○子供が好きで、子供と共に考え、子供の気持ちを理解できる教師
○心身ともに健康で、明るく積極的な教師
(2019年茨城県教員採用試験募集要項より)

上記からは、教師としての専門性と指導力をもちつつ、とにかく元気で子供にとことん寄り添った先生という根っからの子供好きという印象を受けますね。

 

また、曖昧な部分取り出して具体的に自分の言葉で表してみるとさらに理解が深まりそうです。

・教育者としての資質能力→どんな能力?
・子供の気持ちを理解できる教師→理解するにはどんな手立てがあるか?
・子供が好き→どうしてそう思うのか。
・心身ともに健康→仕事を続けながらどう維持していくのか

「求められている教師像」を丁寧に読み解くことで、自分自身を見つめ直すこともできますし、自己分析ができているということは面接での質問にも生かされるでしょう。

質問内容

以下、過去に出題された面接の質問内容です。定番の質問から面接票に基づいた質問までをまとめました。

・あなたの短所は長所として教職にいかしていくことができるか。
・今の職を辞めてまで教員を目指す理由は何か。
・教員の不祥事が絶えないが、あなたが考える防止策は何か。
・人に助けてもらったことはあるか。
・近年の教育ニュースで気になることはあるか。
・いじめの気配を感じたらどうするか。
・同学年受け持ちの同僚とうまくいかなかったらどうするか。
・生徒が意欲的に授業を受けるようにするにはどのような工夫が必要か。
・生徒一人一人の良く知るとはどういうことか。
・保健室から出られない子供・生徒とはどう関わっていくか。
・どのような教員になりたいか。
・学級経営で大切なことは何か。
・どんなクラスにしたいか。
・いつも一人でいる子供にどう働きかけるか。
・あなたは友達にどのような人と思われているか。
・座右の銘はあるか。それはなぜか。
・こどもの成績表に不満をいってきた保護者にどう対応するか。
・家庭・地域社会のつながりを強化するにはどのような取り組みが思いつくか。
・親から信用される教師になるにはどうしたら良いか。
・教員になるために備えた能力は何か。
・子供/生徒に今までの経験を話すとしたら何を話すか。
・今の学校で1番の問題はなんだと思うか。
・1人1人の子供の力を伸ばすには教師としてどんな手立てがあるか。
・子供や生徒から信頼される教師とは。
・挨拶しない子供や生徒にどう指導するか。
・掃除をサボる子供に取り組ませる方法は。
・教員の仕事で魅力を感じる部分は何か。
・今までにどんなボランティアをしてきたか。
・(小学校受験者に対して)何年生を受け持ちたいか。それはなぜか。
・夏休み明けの生徒の様子に違和感があったらどう対応するか。
・自発的に宿題をさせるにはどうしたら良いか。

余談ですが、茨城県の教員採用試験の合否に影響する加点の条件の1つとして、ポルトガル、スペイン、中国語が使える受験者があります。

今はまだ、茨城県の総人口に対して外国人の割合は高くありませんが、将来的には英語はもちろんのこと、様々な語学で子供達をサポートできる教師は必要とされていく見通し。学校現場も大きく変化しそうな茨城県です。

以上、2019年茨城県教員採用試験の面接対策をお届けしました。




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