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【福島県教員採用試験】個人面接試験対策のポイント。復興に貢献できることを明確に!

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個人面接試験
福島県の教員採用試験で行われる個人面接対策で気になるポイントを集めました。試験の実施傾向、個人面接の評価の観点、過去の質問内容などをまとめてあります。

個人面接の実施傾向は?

校種:全校種共通
時間:15分
面接者:3人

複数人の試験官を前にしての答え方は迷うところです。

質問の答えは発話者に向けて答えるようにしましょう。面接者全員に気を配りながら返答する必要はありません。

個人面接の評価の観点

福島県の個人面接は、設定した評価基準に基づき、複数の面接者がA~Eの5段階で評定します。

具体的な評価の観点は、

・指導力や専門性
・教育に対する情熱や使命感
・倫理観 等
(令和元年実施福島県教員採用試験要項より)

です。

試験で尋ねられる質問内容は当日にならなければなんとも言えないところですが、評価の観点から逆算して想定質問を考えてみるのもいいと思います。

例えば、

・指導力や専門性→学習に関する指導力や学校で起こりうる場面でのとっさの判断力があるか。

・教育に対する情熱や使命感→目指す教師像や子ども観は?志望理由は?

・倫理観→社会人としてふさわしい態度や職場とうまくやっていくコミュニケーション能力を身につけているか。

などです。

評価の観点もうまく利用して、個人面接試験に備えましょう。

第6時福島県総合教育計画(改訂版)とは?

第6時福島県総合教育計画(改訂版)」には、福島県のおかれている教育の実情、教育課題、教育への取り組みなどが具体的に記されています。
なぜ(改訂版)になっているかというと、平成23年度、福島を中心に起こった東日本大震災を機に内容が変更されたからです。

地震災害のみならず、原子力災害から受けた福島県の生活は一変しました。

目指す教育の姿も未曾有の出来事からの復興を目指して大きく変化しています。

受験地への理解や深い愛情は、聞き手の心に響くものです。

個人面接試験において自治体に関わる直接的な質問があるなしに関わらず、復興への願いが込められている内容を一読してから試験に臨むことをおすすめします。

面接の質問内容

過去に出題された質問の内容です。

・模擬授業の感想。工夫した点やそれによって身につく力とは。
・最近の教育ニュースで興味のあることは何か。
・自己PRせよ。
・最近、感動したか。
・併願受験地について。
・福島県内であればどこでも勤務可能か。
・学生生活で友人は多かったか。友人関係は良好だったか。
・PTAの存在意義について。
・教員を目指すきっかけは。
・講師をしていてよかったことや嬉しかったことはあったか。
・豊かな人間性を培うために取り組んできたことや努力指定きたことはあるか。
・なぜ福島県なのか。
・食物アレルギーを持つ児童や生徒への配慮。気をつけることは。
・日頃から子どもの安全確保についてどのようなことに気を配るか。
・身の回りのものに自分を例えると何だと思うか。
・他の先生との連携は日頃からどのように取っていくか。
・学力の高い子供の学習意欲を保つにはどんな方法があるか。
・やる気と成績の伴わない子供や生徒に対する指導は。
・休みの日の過ごし方は。
・あなたが面接官だとしたら、採用しようと思うか。理由も説明せよ。
・不祥事を起こさないために日頃から心がけることは。
・あなたが喜びを感じるときとは。
・併願地と福島県の両方が合格したらどちらに行くのか。
・最近、感動したこと。
・授業でこれだけは絶対に譲れないことは。
・これから教師をするにあたり不安な点はないか。
・授業中に騒いだり教室をうろつく問題行動を起こす子どもがいたらどのようい対応するか。
・専攻以外に得意な科目があるか。それを教育活動にどう生かせるか。
・(現職者)教員としての志、信念、願いとは。
・(講師経験者)関わりのあった児童や生徒から自分はどのように見られていたと思うか。

福島県のこれからの教育活動にどのように貢献したいのか、その思い胸に個人面接に臨んでくださいね。

以上、福島県教員採用試験の個人面接試験における対策のまとめをお届けしました。




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