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【仙台市教員採用試験】個人面接対策のポイント。教育課題・求められる教師像・過去の質問内容など

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個人面接試験
仙台市の教員採用試験における個人面接対策。求められている教師像、仙台市の教育課題、個人面接の評価の観点、また過去に出題された面接内容をまとめてあります。

仙台市の求める教員像は?

仙台市の求める教師像とは「〜し続ける教員」です。

①教育者としての高い倫理観と使命感、情熱を持ち続ける教員

②人間味にあふれ、児童生徒・保護者・地域・同僚との関わりを大切にし続ける教員

③専門性や実践的な指導力の向上を目指し、学び続ける教員

一言で言えば、教育に対して「謙虚でいる」ということではないでしょうか。

向かいあっている子どもたちは鏡を通した、いわば自分の姿です。

例えば、学習面の話になりますが、

わかりやすい授業をすれば子どもたちは理解してくれますし、やる気も出して次の授業を楽しみにしてくれます。

一方、子どもが授業の内容を理解できていない、テストの点数に結びついていないという状況は、教師によっては子供側の問題と捉える人も見かけます。

また、ある教師によっては、「自分のやり方がよくなかった」「実態を掴めていなくて指導が適切でなかった」「なんでだろう」などと考える人もいます。

良い教師とそうでない教師の境目はそこなのです。

うまくいかなかった点をいかに修正していこうかと考えることが教師の伸び代、つまり仙台市の求める「〜し続ける教師」だと思います。

教室の中の王様にならないように、教師はいつも謙虚でいるべきです。

あなたは仙台市の教師像をどのように捉えますか?

仙台市の教育課題は?

仙台市で注目すべき教育課題は、

・いじめ問題への取り組み

・防災教育

についてです。

仙台市は、教育課題の中でも特に「いじめ問題」への取り組みに重点を置いています。

全国的にみてもいじめ認知件数が高い仙台市。過去には、いじめによる痛ましい事件も発生しています。

そのような背景を受け、平成31年度4月には、「仙台市いじめ防止等による基本条例」が策定され、いじめの未然防止を教育の最重要課題と位置付け、子どもたちが安心して過ごすことのできる環境づくりへの実現を推進しています。

 

また、防災教育についてですが, 数年前に起こった東北地方太平洋沖地震の教訓を生かし、生涯を通して身につけるべき防災能力獲得への強化を継続して行っています。

仙台市に限らず、「いじめ問題」「防災教育」については、命に直結する大きな教育課題です。

個人面接試験では、いじめや防災教育関連系の内容が出題されることが予想されます。自分なりの取り組みや教育活動をまとめておくようにしておきましょう。

個人面接の評価観点 (1・2次試験共通)

仙台市の個人面接では、

○社会人としての常識

○教師としての適性

○コミュニケーション能力

を総合的に評価します。

面接の際には、

社会人としての常識→清潔で品のある服装や態度で適切な言葉づかいを使う。

教師としての適正→教育に対する熱意や独自の教育観や子ども観を持ち、教師としての高い専門性を持ち指導力や実践力を身につける。

コミュニケーション能力→質問の意図に対して完結で明確な答えを言う。

など、身につけるべきポイントをおさえておきましょう。

面接の質問内容

仙台市個人面接試験で、過去に出題された質問内容をまとめました。

・志望動機(きっかけとする出来事を含む)
・経歴
・長所をどう教育活動に生かしいくか。
・なぜ私立ではなく、公立を選んだのか。
・どんな教師になりたいか。
・影響を受けた教師のやり方を真似したいか。
・助け合いや協調の精神を培うにはどうしたら良いか。
・ボランティア経験から学んだこと。
・子供や生徒と関わる上で、大切なことはなんだと思うか。
・今の子供たちと(受検者)のころとは何が違うと思うか。
・いじめ問題が勃発中に、いじめている側からクレームがきた場合、どのように対応するか。
・めずらしい資格を持っているか。それを教育に生かすことはできるか。
・学生時代にボランティアをしたことがあるか。
・クラス担任としてどんなことに魅力を感じるか。
・子供や生徒との信頼関係を築くには、どうしたら良いか。
・英語力はどの程度か。語学をどのように現場で生かすことができるか。
・子供を競争させながら能力を伸ばして行くことに賛成か、反対か。
・東日本大震災からどんなことに気をつけて生活するようになったか。
・身近に引越ししてきた外国人に日本の良さを伝えるとしたら、何か。
・学校に行きたくない子供や生徒と担任としてどう関わって行くか。
・勤務先に希望はあるか。
・(昨年の受験者に対して) 昨年の経験を生かして、今年はどんな対策をしてきたか。
・宮城県を希望する理由は。
・(講師として勤務している受験者に対して) 現在の勤務校で身につけたことは何か。
・(社会経験者に対して) なぜ教員に転職するのか。
・(社会人経験者に対して) 経験をどう教員としての自分に生かすか。
・部活経験はあるか。そこから何を学んだか。
・緊張を克服する方法は何かあるか。
・自分が教師に向いていると思うところはどんなところか。
・多様化する社会において、教師はどんな力が必要だと思うか。
・話を聞かない生徒の意識の向け方。
・大規模校と小規模校のメリット・デメリットは何か。
・あなたの特技はなにか。それを教育にどう生かしていくか。
・やったことのない部活を引き受けてた場合、どう指導をしていくのか。
・採用後、一番不安に思っていることは何か。

個人面接の成功の鍵は練習をこなすことです。教師志望の友達や現職教師の方にたくさんアドバイスをもらって自信をもって面接に臨んでください。

以上、仙台市教員採用試験の個人面接試験、対策のポイントをお届けしました。




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