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【教員採用試験】《福岡市》個人面接対策のまとめ。求められる教師像・出題傾向・過去の質問内容など

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個人面接試験
福岡市教員採用試験の2次試験で実施される個人面接の対策のポイント。自治体が求める教師像、質問の出題傾向、過去に出題された質問内容などをまとめてあります。

福岡市が求める教師像は?

福岡市では、

1.教育公務員としての自覚と高い倫理観、教育者としての情熱と強い使命感を持つ人

2.広く豊かな教養と社会性を備え、教育専門家としての確かな力量を持つ人

3.心身ともに健康で、子供への愛情と豊かな人間性や感性を持つ人

を求めています。

個人面接試験に備えて、過去問や想定される質問内容から自分なりの回答をまとめあげていくと思いますが、その内容は自治体の求める教師像を試験官に連想させる表現であるようにすることが重要です。

なぜなら、明示されている教師像の丸暗記で個人面接に望んでも、試験官に受験者の本質が自分仏像が全く伝わらないからです。

そこでまずは、より求められている教師像を明らかにするために、キーワードを自分自身の考えを基に置き換えてみてみましょう。

教育公務員としての倫理観とは→私立教員との違いから考えよう。

教育者としての熱い情熱/指名感→教師になりたいと思ったきっかけは?

広い豊かな教養と社会性→経験から生かす自分のしたい教育活動は何?

教育専門家としての確かな力量→力量をつけるための取り組み方は?

心身の健康→仕事をしながらどのように心身の健康を維持するか?

子供への愛情→子ども観、子どもとの向き合い方は?

豊かな人間性や感性→そう思わせるエピソードは?

こうして考えていくと、求められている教師像を深く読み解くことができるばかりか、自分語りにも役立つ要素をたくさん集められますよ。

自分なりに自治体の求める教師像を読み解いてみてください。

個人面接実施時間・試験官人数など

全校種共通
実施時間:不明
試験官4人(過去参考)

個人面接は単独で実施。他県と比べると試験官が4人と多めで気になるところです。

これが何を意図するかはわかりませんが、もしかすると教育従事者のみならず民間面接員がいる可能性も否定できません。

民間面接員がいる場合、必ずそうなるとは限りませんが、圧迫面接になるかもしれないことも頭の片隅に置いておく必要がありますね。

また、畑違いの面接員ということで、教育関連以外の質問にも対応しなくてはなりません。

どんな状況にも慌てないように事前準備しておきましょう。

なぜ福岡市を選んだの?

福岡県内にある自治体は3つ。福岡県福岡市北九州市です。

それぞれの自治体では、独自に教員採用試験が実施されていますが、

福岡市在住者ならともかく、同自治体を選んだ理由は明確に言えますか。

政令指定都市志望ならば、北九州市でもいいはずです。

他県からの受験者はよく聞かれる内容の1つですから、「福岡市でなければならない理由」をしっかり伝えられるようにしてくださいね。

福岡市の出題の傾向は?

個人面接の質問内容ですが、自己PRシートの回答に基づいての質問も多いようです。

試験官は受験者の本質に触れたいわけですから、質問の答え方によってはより深く踏み込んでくると予想されます。

1問1答形式の準備では歯が立ちませんよ。

多方面からの質問にも十分備えておくようにしてください。

個人面接の質問内容

福岡市の個人面接試験で過去に出題された質問内容をまとめました。

[志望動機]
・小学校を志望するきっかけとなったことは何か。
・(複数免許状を持っている人に対して)なぜ小学校を選んだのか。[自分のこと]
・いままでに経験したことのある挫折。
・影響を受けるような友達がいるか。
・目標にしている人物がいるか。
・どんな友達と相性がいいと感じるか。
・所属していたサークルや部活内での自分の役割は何であったと思うか。
・印象に残っている小学校の先生はいるか。
・面接の練習はどのようにしたか。
・板書で気をつけていることは何か。
・(講師経験者に対して)いままでの経験から一番大変だと思っていることは何か。
・教職についたとしてその後どのように見通しを持っているか。[教師像]
・子供や保護者に信頼される教師とはどんな教師か。
・自分が思う教員としての資質を3つあげよ。
・自分は上記の資質を身につけているか。

[実践編]
・(小学校受験者に対して)全校の小学生に話すと仮定して、最近気になっているニュースを一つ話せ。

[児童・生徒への対応]
・新年度最初の担任をするクラスに向けてどのような挨拶をするか。
・喧嘩が起こった時、2人の子供の言い分が食い違っていたらどのように対応するか。
・教師の言うことに聞く耳を持たない子供や生徒に対して、どのような手立てがあるか。
・眼に余るほどの独自性のある子供に対して、どのように対応するか。
・喧嘩がおこったときにどんな手順を踏んで対応するか。
・生活習慣を身につけていない子供や生徒にはどこまで口を出すか。
・受験に失敗した生徒への対応は。

[保護者への対応]
・暴力を起こした生徒の保護者の言い分とされた側の言い分が違っていたらどう対応するか。
・どんな保護者ともうまくやっていくにはどのようなことに気をつけるべきか。
・(講師や臨任経験者に対して) 初めてみてとまどったことや困ったことは何か。
・騒がしいクラスに対してどのようにこちらに意識を向けさせるか。
・子供や生徒の前に立つものとして、気をつけていることはあるか。

[その他]
・教職公務員と地方公務員との違いはなんだと思うか。
・主体性と自主性の違い。
・教員のどんなところに魅力を感じるか。

練習を重ねて、面接員との会話のやりとりを楽しむことができるレベルにまで高めていきましょう。

以上、福岡市の2次試験で行われる個人面接試験の対策や過去の質問内容をお届けしました。




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